【行列番号ごと非表示】Excelの使わない行列をすべて非表示(グレーアウト)にする方法(または再表示する方法)
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やりたいこと
Excelで必要な領域以外を表示させない(触らせない)ようにするために、使わない行列を行列番号ごとすべて非表示(削除したように見せて)グレーアウトさせたい。
※削除はできないので非表示。 ※改ページ プレビュー機能を使うグレーアウトではなく、行列番号ごと非表示にするグレーアウト。
▼今回使うサンプルファイル:AI列以降、52行目以降をすべて非表示。

やり方
まずは列
1.不要な部分の開始列(AI)をクリック

2.列が選択状態のまま、キーボードの「Sift」+「Ctrl」+「→」キーを押す
ここでやっていること
「Sift」:範囲選択 「Ctrl」+「→」:最終列に移動
※ショートカットキーを使わずに、マウスで最終列までスクロール選択する方法もありますが、めちゃくちゃ時間がかかります(汗)

最終列までがすべて選択状態になります。
3.選択範囲(または選択列)を右クリックして「非表示」をクリック

※削除をクリックしても、新たに列が生成されるので意味がありません。
4.AI列以降がすべて非表示(グレーアウト)になったことを確認

続いて行
同様の手順で、不要な行を非表示にします
- 不要な部分の開始行(52)をクリック
- 行が選択状態のまま、キーボードの「Sift」+「Ctrl」+「↓」キーを押す
- 選択範囲(または選択行)を右クリックして「非表示」をクリック
- 52行以降がすべて非表示(グレーアウト)になったことを確認

必要に応じて、シート保護
他の利用者に非表示行列を再表示させないようにしたいなら、シートの保護(メニュー:校閲/シート保護)をしておきます。

もちろん、シート保護する前には、入力欄のセルまでロックされないようにしておきます。(セルの書式設定/保護/ロック のチェックを外す)

戻し方
最終列(行)まで非表示になっている列(行)を再表示する
1.表示されている最終列をクリックして右側にドラッグ(行なら下側)

内部的には、AH列以降がすべて選択状態になっている。
2.選択範囲(または選択列)を右クリックして「再表示」をクリック

3.AI列以降がすべて再表示されたことを確認

まとめ
不要な行列を行列番号ごとすべて非表示にするには特殊な操作が必要に思えますが、実は不要な行列をすべて非表示にしているだけになります。
分かってしまえば簡単ですが、私はすぐには気づきませんでした。コツは、最終行列までショートカットで選択する操作になります。
この記事が参考になれば嬉しいです。